6月に入り、秀果園のぶどう畑では摘粒(てきりゅう)作業が始まりました。
開花を終え、小さな実をつけ始めたぶどうは、このままでは実が多すぎて、一粒一粒が十分に育ちません。そのため、房の形を見ながら余分な粒を取り除いていく「摘粒」という大切な作業を行います。

一本一本の樹の状態を見ながら、ひと房ずつ丁寧に仕上げていくため、この作業はすべて手作業です。

どの粒を残し、どの粒を摘み取るのか。
その判断ひとつで、秋に収穫するぶどうの大きさや美しさ、そして味わいが大きく変わります。
摘粒前 と 的流後


派手な作業ではありませんが、秀果園のぶどうづくりの中でも、特に経験と技術が求められる重要な工程です。
今年70周年を迎える秀果園。
70年の間受け継がれてきた栽培技術は、こうした日々の積み重ねによって守られています。
畑では、70年を見守ってきた「お母さんの樹」も、今年もたくさんの実をつけています。
これから夏に向けて、一粒一粒がゆっくりと大きく育っていくのが楽しみです。
秋に皆さまへ美味しいぶどうをお届けできるよう、これからも一房一房、心を込めて育ててまいります。

次回の農園だよりでは、夏のぶどう畑の様子をお届けする予定です。