秀果園の四季
- 新梢と花芽の様子
- 新梢と花芽の様子 これから夏に向け陽当りや風通しを計算しながら不要な枝を落とす芽欠き作業をします。
健康で適度な成長を促し開花結実に向け細かい生育管理を行います。
その年の天候も大きく影響しますので予想をしながら調整をします。
- 整房
- 巨峰は結実が不安定なため、満開前までに新梢の強さを確認しながら花穂の切り詰めて整形を行います。花穂の先端数センチを残して花蕾を切り落とします。これにより花ぶるい防止につながり結実が良くなります。
- 摘粒
- 不要な粒を除き粒の肥大を促します。左手には綿手袋をし、果実に傷をつけない様に、そして粒の表面にあるブルーム(糖分が浮き出るワックス)を落とさない様注意しながらの作業となります。
- 着色初期
- 粒に水が回り始め色が付き始めるのと同時に肥大が始まります。 この時期に袋掛けを行い、汚れや鳥害や虫害からぶどうを守ります。 当園は当地指導農薬の散布量基準に対し約40%減を10年以上継続しております。健康な土作りが健康な生育に繋がり農薬や化学肥料の減少に繋がります。
- 収穫までもう少し
- 晩夏、粒が肥大し色も濃くなります。秀果園の巨峰は東部系巨峰の生みの親。果粒は青黒く大粒で、糖度は平均20度を超え、甘さだけでなく酸味も程よくコクがあります。東御市は浅間山麓に位置し、年間の降水量が少なく気温の日較差も大きいため、巨峰の栽培に適しているのです。
- ぶどう宅配
- 早朝、収穫を開始します。ひと房ひと房、熟していることを確認しながら丁寧に収穫していきます。収穫後その日のうちに、ひと房ひと房、検品・包装して発送。美味しさはもちろんのこと、新鮮さと安心・安全を心掛けています。
- 剪定
- ぶどうと対話する。その表現は剪定という作業に最も適しているのではないでしょうか。年間を通して園を管理しその樹の個性を把握することは、適切な剪定を行う前提となります。次の年の園の設計図をぶどうの樹と話し合いながら決めていく作業です。
- 剪定枝炭焼き作業
- 剪定した枝葉は炭にし、出来た炭を畑に戻すことで、土壌イオンや酵素、有効菌類の活性化に役立てています。また、自然環境に出来るだけ近づけるために出来るだけ園内の生産物は園内に戻す。園内の循環比率を高める事も目的としています。